夏の秘密とドレスの話

フジテレビ昼ドラ「夏の秘密」の美術協力と衣装協力は、私どもの想像をはるかに超えた実のあるお仕事になりました。
金谷裕子さん脚本のコンセプトは、「ものづくりをする人がこの国を支える」というような思いが込められていました。実際、台詞に何度も出たのが「女性が針を持たなくなったら、この国は終わり。」
また、ドラマのストーリーと弊社の仕事が一致したのが、「お母様の白無垢打掛でウェディングドレスを作る。」という点でした。その仕事をきっかけに主役の紀保さんたちは、日本の伝統布に魅せられてゆくわけですが、
番組収録中に本物の白無垢打掛状態での撮影を済ませ、その白無垢打掛を短時間でドレスに(女優さんサイズでフルオーダー)リメイクして、女優さんがドレスを着て収録するという滅多にないことをさせて頂きました。
似たものはあっても、同じものは存在しない一点ものの着物でビフォーアフターを表現したわけです。
余談ですが、この番組の美術さんのこだわりはたいしたものです。工作所の機械もわざわざ長野県の工場まで借りに行かれたそうです。
テレビとは、技術も高度ですから似たもの(ニセモノ)でも何とかなるのでしょうが、手探りで始まったテレビの仕事は、最後には一生の思い出になるものになりました。
参考までに、夏の秘密のエピソードを書き綴ってまいりましたのでクリックしてご覧下さい。http://ameblo.jp/evelyn2003/day-20090825.html



